マンションの騒音トラブルの対応方法

トラブル事例
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今回は、マンションの最も代表的なトラブルである『騒音』について、対応方法の事例をご紹介します。

マンションの騒音トラブル例

マンションで騒音の苦情が寄せられる代表的なものとして下記のようなものがあります。

  • ・子どもが走る、飛び跳ねる音
  • ・話し声や大人の足音
  • ・ドアや窓を開け閉めする音
  • ・テレビやオーディオの音
  • ・ピアノなどの楽器を演奏する音
  • ・洗濯機や乾燥機の振動音
  • ・ペットの鳴き声
  • ・リフォーム工事の音    などなどが挙げられます。

足音や楽器の演奏音は普段から気を付けている方が多いと思いますが、そのほかにも様々な苦情が寄せられているのが現状です。

管理規約、使用細則でのルール

管理規約上ではどのようになっているのか確認してみましょう。まず管理規約には騒音に関する規定はありませんが、管理規約で記載しきれないルールの制定として使用細則を定めている場合があります。使用細則はマンションによってバラバラですが、専有部分の禁止事項として騒音を発する行為が記載していたり遵守事項としてピアノ等楽器類の演奏は〇時~〇時までとする、などと明記されている場合がありますので、まずはお住まいのマンションの使用細則を確認してください。使用細則で規定されている事例は以下のようなものがありますので、参考にしてください。

  • ※専有部分の禁止事項や遵守事項に下記のルールを制定
  •  ・騒音など他人に迷惑をかける行為を禁止
  •  ・テレビやオーディオの音量を著しく上げる行為を禁止
  •  ・ピアノ等楽器の演奏は〇時~〇時までとする
  •  ・リフォーム工事の作業は〇時~〇時までとし日曜日・祝日は休工とする
  •  ・ペットは飼育する居住者がしっかりと躾をして他の居住者の迷惑とならないようにする
  •  ・フローリングはL45以上の遮音等級を有する材質を使用する

しかし、使用細則に記載のしようがない騒音も多数ありますし記載していても解決しないことが多々あります。ではなぜ解決が難しいのでしょうか。

騒音トラブルは難しい?

それは発生源の特定が困難だからです。ピアノや特定の楽器であればお持ちの方が少ないので、ある程度発生源は絞られると思いますが、マンションの騒音トラブルで最も多い足音やドアの開閉音などは、上から聞こえてると感じていても発生源が上からではなかったということがたたるからです。聞こえている人からすると明らかにすぐ上の部屋の人だと感じてしまいがちなんですが、実際にこんなことがありました。

上の人の足音がうるさいという苦情があり理事会の役員さんと一緒に要望者のご自宅に行って音を聞きに行ったことがあり、実際に音が発生していることも確認しました。その場の人全員が真上の部屋から聞こえると感じたのですが、上の部屋は空き部屋だったんです。ホラー話ではないですよ笑。このように音は本当にどこから聞こえているか調べることは非常に困難なのです。ちなみにそのマンションは複数回注意文を配布し続けて音の軽減したとの回答が得られ収束しました。

騒音トラブルの対応方法

では実際の騒音に関するトラブルの対応事例をご紹介します。

1.管理組合・管理会社に相談する

まずは「管理組合・管理会社に相談する」です。全体に注意文を配布してもらうことで音を発していた人が注意をすることにより解決する場合があります。ただし、これまでの経験では一発で解決したということは少ないです。複数回注意文を配布して、時にはより具体的な時間や音の特徴などを記載して少しでも「私かな?」と思ってもらえるように根気強く発信していくことが必要となります。「それ以上の対応はしてくれないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、基本的に管理組合も管理会社も共用部分の管理をする組織であるため、また騒音は人によって感じ方に大きく違いがあるため、専有部分の音を調査したり代理に注意に行くまでは難しいです。また、マンションによっては使用細則に「騒音は当事者間で話し合い解決すること」と記載しているところもありました。とはいえ、まずは注意文の発信などから協力を求めましょう。

2.弁護士に相談する

注意文を配布しても解決しない場合の次なる手は、「弁護士に相談する」です。費用はかかりますが、法律の専門家で実際の裁判例を参考に具体的な方法の助言が期待できます。注意文だけでは効果がないときや発生源の当事者とトラブルになってしまった場合は弁護士に相談してみましょう。最近では無料相談などもありますので活用してみましょう。

3・警察に相談する

他の方法としては「警察に相談する」です。実際に事例として被害者さんが警察に通報して一緒に訪問した当事者宅に訪問して解決したことがありました。これはあくまで良い結果となった一例で全てこうなるとは限りませんが一つの方法として認識しておきましょう。ただし、警察に通報する場合は、被害の詳細が必要となりますので情報は集めるようにしましょう。

4.直接注意に行く?

最後に「直接注意に行く」という方法もありますが、あまりおススメはできません。これができるのは音の発生源が特定できており相手も音の発生を認めており、さらに相手がどのような人物で関係性ができている場合です。ここまでの条件でも関係悪化に繋がる可能性もありますので、伝え方には十分注意してください。口論から事件に繋がることも最近では珍しくありません。慎重に行動しましょう。

最後に

騒音トラブルはマンションで最も多い相談で、それぞれが被害者にも加害者にもなりうる可能性があります。被害者になった場合に大事なことは被害の状況の記録することです。騒音は常時発生しているものではなく、被害の状況を共有することが難しいと思いますので、騒音計などを用いて騒音の度合いを数値化することも方法です。数千円程度で購入できますし、精度は分かりませんが携帯アプリで測れるものもあります。どこに相談するにもより細かな情報を伝えることが早期解決の一歩となりますので参考にしてください。

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