助成金を活用してお得に新4K8K衛星放送対応化

マンション管理
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電気屋さんで4Kや8Kに対応したテレビを購入されている方が増えていますが、そもそも4K8K対応のテレビがあっても、新4K8K放送を必ず見れるわけではないということをご存じでしょうか?案外このことを知らずに数十万円もの高額な4K8Kテレビを購入され、そのあとに自宅が4K8K放送に対応していないことに気づき、ガッカリされる方がおられます。

そこで今回は、こういったガッカリを減らすために新4K8K放送の説明からマンションで新4K8K対応にするにはどうすればよいか解説したいと思います。

新4K8K衛星放送とは?

まずは新4K8K衛星放送とは何か確認しましょう。衛星放送とはロケット技術の進歩により36,000kmの静止軌道上を周回している静止衛星(人工衛星)を利用してテレビやラジオの電波を送り届けるサービスです。衛星放送を視聴するにはお椀型のパラボラアンテナが必要でマンションの屋上などに設置されて視聴できるようになります。

電波の種類 右旋(うせん)と左旋(させん)

現在の衛星の電波はらせん状に回転する電波を用いており、右回りに回転する右旋(うせん)と左回りに回転する左旋(させん)という種類があります。従来のパラボラアンテナは右旋円偏波が使用されており、新4K8K衛星放送の多くは左旋円偏波が使用されていますので、従来のパラボラアンテナでは新4K8K衛星放送には対応できていません。よって、マンションに設置されているアンテナが従来の右旋アンテナの場合は、右左旋兼用アンテナに交換が必要となります。ちなみに現在は市販で右旋のみのアンテナはほぼ販売されていませんので、普通にパラボラアンテナを購入すれば右左旋兼用アンテナとなり全放送に対応したアンテナとなります。それぞれ使用する周波数帯は下記のとおりです。

放送
周波数帯(MHz)
地上デジタル
470~710
BS右旋
1032~1489
110℃CS右旋
1595~2071
BS左旋
2224~
110℃CS左旋
~3224
代表的な番組名地上デジタル放送BS朝日 4K
BSテレ東 4K
BS日テレ 4K
NHK BS 4K
BS-TBS 4K
BSフジ 4K
スカパーショップチャンネル4K
4K QVC
ザ・シネマ 4K
WOWOW 4K
NHK BS 8K
J SPORTS 4K
スターチャンネル4K
スカチャン 4K
日本映画+時代劇4K

右旋放送:NHKBS4K、BS朝日4K、BS-TBS4K、BSテレフジ4K、BS日テレ4Kなど

左旋放送:ザ・シネマ4K、WOWOW4K、スカチャン、JSPORTS、STARなど

新4K8K衛星放送の2つの視聴方法

次に新4K8K衛星放送を視聴する方法を確認しましょう。視聴するには4K8K対応テレビに加えて、以下の設備が必要となります。

①アンテナ受信の場合:新4K8K衛星放送対応チューナー+右左旋兼用アンテナ

②ケーブルテレビの場合:新4K8K衛星放送対応のケーブルセットトップボックス

さらに、マンションの共用部分の設備として分配器、ブースター(電波増幅器)、専有部分内に壁面に設置されたテレビ端子などがありますが、これらが上の表にあるように3,224MHz(メガヘルツ)の周波数に対応した製品でなければ視聴することができませんので、アンテナだけでなくブースターや分配器なども交換する必要があるのです。

専有部分の壁面端子はご自身で交換ができますが、共用部分のブースターや分配器は管理組合の資産である場合がほとんでであるため、管理組合の総会で審議することが必要となります。また、ブースターは複数台設置されており、10台以上設置されているマンションも多々ありますが、1台10万円ほどかかりますので、数百万円の工事が必要なんてことを珍しくありません。

なんか大変そう、総会での審議まで必要とか無理ではと感じた方、少しお待ちください!お得に改修工事ができる方法がありますのでご紹介します。

助成金でお得に新4K8K対応マンション化

新4K8K対応化をお得にする方法として助成金制度があるのです。その名も「電波漏洩対策助成金制度」です。実は新4K8K衛星放送対応の右左旋兼用アンテナに交換することで、ブースターや分配器、お部屋の中の壁面テレビ端子から電波漏洩を起こす可能性があり、無線LANなどのWi-Fiや衛星放送に電波干渉し受信不良が発生することがあるのです。この場合に電波漏洩を起こす可能性のある機器の交換費用の一部が助成される制度となります。

この助成金を活用した例として、あるマンションでは通常であれば数百万円以上かかるはずの交換費用が、助成金活用により数十万円で新4K8K対応マンション化を完了させることが出来ました。かなりお得な制度となりますが、今年で助成金制度が終了するとの情報が入っていますので導入するなら今がチャンスです。助成金制度の予算は10億円ほどで予算分を使い切ると年度途中でも終了となりますが、かなり多くのマンションで導入に向けて検討されているため、早めに終了する可能性が高いとのこと。急ぎましょう。

電波漏洩対策の助成金制度活用条件

助成金制度を活用するにはいくつか条件がありますので、最後に確認しておきましょう。

①現在、右旋のBS・110度CSアンテナが設置されている。

②そのアンテナは2017年5月11日以前から設置されている。

③電波漏洩する機器が設置されている。

④登録業者にて工事が必要。

この4点です。つまり、現在旧式である右旋のみのBS・110度CS衛星アンテナがマンションの屋上に2017年5月11日以前に設置されていて、電波漏洩する機器が設置されていると、助成金が受けられるようになります。ただし、右左旋兼用アンテナへの交換費用は助成対象外となりますので、その分は管理組合負担となります。まずは、登録業者に調査・見積もりを依頼しましょう。登録業者は、A-PABのホームページをご確認ください。

お得に新4K8K対応マンション化の対応工事を済ませて、利便性、資産価値の向上を図りましょう。

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