お金の本で迷ったらコレを読むべし!【漫画バビロン大富豪の教え】

FIREへの道
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お金が貯まらない。

将来の生活が不安だ。

お金にゆとりのある暮らしがしたい。

一部の富裕層を除いて、多くの方が一度はこんな悩みや不安を感じたことはあるのではないでしょうか。私もその一人です。

そんな不安を解消してくれるのがこちらの本。

「漫画 バビロン 大富豪の教え」です。

この本は1926年にアメリカで出版された「The Richest Man In Babylon(バビロンいちの大金持ち)」という100年近くも資産家や銀行員に読まれ続けた名著を翻訳、脚本、漫画化したものです。

これまでお金に関する書籍は色々読みました。

その中でもこの本は非常にシンプルかつ分かり易い。

漫画という事もありサラッと読めてしまい、でも中身はとても濃い内容となっています。

活字が苦手、これからお金の勉強を始める人におススメの一冊です。

この本の重要なポイントに私の感想や感じた点をご紹介します。

1.金持ちの定義

舞台は紀元前18世紀から紀元前4世紀頃に、現在のイラクあたりに存在した王国バビロニアの首都バビロン

主人公は貧乏人の武器職人の息子バンシル。家が貧乏であったため、毎日手に豆を作りながら親の仕事の手伝いをしていました。

そんなある日、父親が金貸しから早く借金を返すように求められている姿を目にしました。「金が払えないのなら子供を奴隷に売り飛ばして金を用意しろ」と。

不安な気持ちを抱えて大通りを歩いていると、友人のコッビと会いました。コッビもバンシルと同様に貧乏で、金持ちになることが夢でした。

街を見渡してみると、人々の貧富の差は激しく、そこでふと疑問が出てきます。

なぜこんなに貧富の差が出るのか。どうすればお金持ちになれるんだろう。

そこで二人は町一番の大富豪アルカドにお金持ちになる方法を聞きに行くことにしました。

お金持ちになる方法を教えてほしいとお願いすると、

アルカドから「お金持ちの定義な何か?」と尋ねられました。

お金持ちとは・・・

 お金をたくさん持っている人?

 おいしいご飯を食べられる人?

どちらも不正解。アルカドはお金持ちの定義をこのように言いました。

お金の増やし方を知っている人」であると。

いくらお金があっても散財していては、いつかは尽きてしまいます。

お金持ちは散財せずに、そのお金をさらに増やすことが出来る人なのです。

2.黄金に愛される七つ道具

お金持ちの定義は理解しましたが、実際にお金をどのように増やせばいいか分かりません。

そこでアルカドはお金の増やし方として、黄金に愛される七つ道具を教えてくれました。

<黄金に愛される七つ道具>

①収入の十分の一を貯金せよ

サラリーマンの生涯年収は2.5億円といわれていますが、10分の1を貯金すれば2500万円が貯まることとなります。もし奥さんも正社員の場合は、夫婦で5000万円となり、準富裕層となります。このように考えると準富裕層までの道は誰しもが可能と言えます。

②欲望に優先順位をつけよ

収入の十分の一を貯金に回すという事は、使えるお金が十分の九になるという事です。

つまり、これまでと同じお金の使い方ではいけませんので、欲望に優先順位を付けて本当に必要なものにお金を払うようにしましょう。

また、あると使ってしまうのが人間の弱いところです。給料振込後すぐに投資口座に移すようにして物理的にすぐに引き出せない仕組みを作ることが大事です。

③貯えた金に働かせよ

貯えた金を寝かしていては増えることはない。銀行も利息が低い。

この本では、他の多くの著書でも紹介されている外国株式のインデックスファンドへの長期投資を推奨しています。

超長期で見れば3~7%の利息が期待できます。

銀行の普通預金の利息が0.001%であるため、3000倍以上の利息となります。

国としても国民の投資への抵抗を軽減させるためにNISA、積立NISA、iDeCoといった非課税制度が導入されています。

まだ投資を始めていない人は、比較的商品数も少なく選択する投資先が選びやすい積立NISAから始めてみてはいかがでしょうか。

④危険や天敵から金を堅守せよ

お金を働かせるためにあれこれ考えていると、様々な儲け話が舞い込んできます。

ですが、確実性の低い甘い誘惑に飛びつくと財産を失うリスクがあります。

特に自分の感覚に頼ってしまうとこういった落とし穴にハマる可能性が高くなります。

その道に長けた信頼できる人との繋がりを持ち意見を求めるなどして、お金を守ることが重要です。

⑤より良きところに住め

良い住居とは安くて広い家ではありません。

仕事場までの距離、妻や子供たちの生活環境など、充実した日々を送る、またその為に努力するモチベーションとなります。住居への支払いは心を豊かにする投資と言えます。

⑥今日から未来の生活に備えよ

お金持ちもそうでない人も共通していることはいつかは死ぬという事です。

だからこそ今の資産だけや必要経費にのみ目を向けるのではなく、将来の老後や残される家族の未来まで考えて備えておくことが重要です。

⑦自分こそを最大の資本にせよ

お金持ちとそうでない人には、決定的な違いがあります。

それは行動するか、行動しないかです。

行動したらお金持ちになれるとは断定できませんが、行動しなければお金持ちになれないことは断定できます。つまり、お金持ちになりたければ行動するしかないのです。

行動し自分という資本を最大化するために日々PDCAを回しながら続けていく先に成功が待っているのです。

3.「試練」と「五つの黄金の法則」

黄金に愛される七つ道具を教わったバンシルに大富豪アルカドが試練を与えます。

金貨が入った袋と知恵が入った袋を差し出して、

「この二つの袋を持って旅に出なさい。

そして二つの袋を金貨で満たすまで帰ってきてはいけない。」と。

また、知恵の入った袋は金貨を全て失うまでは開けてはならないという条件もありました。

決意を固めて旅に出たバンシルは多くの人と出会います。悪い出会いもたくさんありました。

旅に出てすぐに楽して稼げる甘い誘惑の言葉にのって金貨を半分にしてしまいます。

さらに、事業を一緒に始めてくれるパートナーが見つかったと喜んでいたのも束の間、そのパートナーは金貨を使うしか能がない者で貯めていたはずの自分の金貨まで勝手に使われており、結局全ての金貨を失ってしまいます。

自暴自棄になっていた時に、アルカドから受け取った知恵の入った袋を開けると、そこには粘土板が入っていました。

粘土板には「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金の法則が記されていました。

 <「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金の法則>

  1. 家族と自分の将来のために収入の十分の一以上を蓄える者の元には黄金は自らを膨らませながら、喜んでやってくるだろう
  2. 黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くことだろう
  3. 黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳をかたむける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう
  4. 自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう。
  5. 非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり己の未熟な経験を妄信したりする者からは、黄金は逃げることになるだろう

まさに法則の四、五で記すことをしてしまい金貨を失うこととなりました。

ここでバンシルは改めて「黄金に愛される七つ道具」「五つの黄金の法則」を脳に刻み仕事に励むこととなります。

懸命に働き、十分の一は必ず貯金に回して、リスクの高い投資やリターン低すぎる投資を避けて、お金にも働かせた結果、数年で金貨を稼ぐことが出来ました。

そして、無事バビロンに帰還し、アルカドに約束の金貨二袋とさらにもう一つの金貨の袋を差し出して、知恵が金貨を上回る価値を持っていたことを証明してみせました。

おわりに

いかがだったでしょうか。

お金が貯まらない、将来が不安。

ではなぜ不安なのか考えてみたことはありますか?

その理由は、将来に必要なお金がいくらで、それを貯えるにはどうすれば良いかが分からないからではないでしょうか。

この本では、その不安を解消するためにはどう行動すればよいのか、本質的なところを分かり易く教えてくれています。

大きくまとめるとやるべきことは次の3つです。

1.給料の最低でも十分の一は貯蓄する(これだけで年金2000万円問題は解消)

2.貯蓄したお金に働いてもらう(運用する)※株や投資信託など(+αが見込める)

3.過信せず日々勉強し知識を得る ※知識は攻撃にも防御にもなる

どうでしょう。自分でも出来そうと思いませんか。

無知であることが不安の元凶です。日々知識を増やしていきましょう。

給料の十分の一を貯蓄なんてできないという方は、支出削減、支出の最適化に関する記事をまとめていますので、こちらを参考にしてみてください。

目指せFIRE! 究極の支出最適化15選
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今の生活スタイルを変えることなく支出が削減できる方法を15項目ご紹介していますので、きっとあなたに合う支出最適化が見つかると思います。

本の話に戻りますが、ちなみにここまでが前編です。

後編ではさらにバンシルを苦しめる出来事やこれまでの経験から「お金とは何か?」が描かれています。

私は将来FIRE(経済的自由、早期退職)を目指していますが、FIRE後の人生についても考えさせてくれる、最後まで本当に面白く、本当にためになる名著です。

また、脚本も素晴らしくクライマックスには目頭が熱くなりました。

まだ読んでいない方は是非ご自身でご覧ください。

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