貯蓄がない 増えない
子供の教育資金が不安
老後2000万円問題 などなど
多くの方がお金の悩みを少なからずお持ちだと思います。
しかし、意外と固定費を無駄に払っている人が多いのが現状です。
そこで今回は、支出(固定費)の最適化に関する具体的な方法を3つご紹介します。
私の場合は、この3つだけで年間40万円も支出が削減できました。
まだ高い固定費を払っている人は検討してみてはいかがでしょうか。
目次(押すとジャンプします)
支出の最適化① 携帯利用料の最適化
携帯電話は価格競争が激化していますが、
それでも携帯電話の利用料は平均で6,000円~8,000円ほどだそうです。
ちなみに私も以前は1万円ほどでした。
これを格安SIMなどの携帯に乗り換えるだけで
月2,000~3,000円ほどになります。
私の場合は、楽天モバイルに変更して、
毎月約1万円だったものが
2,178円までに減額となる見込みです。
なぜ見込みかというと現在は1年間の基本料金無料期間中により0円だからです。
2年目からはネット利用20GBまでの見込みにより2,178円になる予定。
これで年間で8万円ほどの支出削減です。
また、以前は大手キャリアで小学生の子供に
キッズケータイを約1,000円で持たせていましたが、
これも楽天に変更しました。
今はまだ小さいので家のwi-fi環境以外ではネットを使いません。
1GB以下の利用は0円ですので、
高学年まではずっと「タダ」となり、
年間12,000円の支出削減です。
これで年間10万円の支出削減となります。
また、速度も5GBまでは高速で利用できますし、
5GB超過以降は1Mbpsと一昔前の速度低下(128Kbps)に比べると普通に使えるレベルです。YouTubeなども普通に視聴できます。
正直全く支障なく年間10万円の支出削減となりました。
デメリットはキャリアメールがないことですが、
私の場合は数年前からyahooなどのフリーメールしか使っていませんでしたので影響なしです。
まだ6,000円以上携帯代を払っている人は、
早めに乗り換えることをおススメします。
楽天経済圏の方は、現在RakutenUN-LIMIT Ⅵでプラン料金3カ月無料もありますので、
お得に乗り換えてみてはいかがでしょうか。
支出の最適化② 光熱費の最適化
電気料金は2016年に電力小売自由化が開始され
2017年にガス小売自由化が開始されました。
もうご存じかと思いますが
以前は電力やガスを地域電力会社やガス会社しか契約ができなかったのですが
今は様々な会社が小売り事業に参入しており自由に選べるようになっています。
「地域電力会社じゃないと心配・・・」
「自分だけ停電したら困る・・・」
などと言う方がいますが、全く心配不要。
送配電は今まで通り地域電力会社の送配電網を使いますし、
万一契約会社が倒産しても地域電力会社が次の契約先が決まるまで供給してくれます。
ガスの自由化も同様です。
これまで使っていたガスの導管を利用して供給されるため、
新たに工事が必要ということもないんです。
利用状況にもよりますが、
両方で年間1.5~2万円ほどの削減が図れます。
品質が変わらずに金額だけ安くなるのでこれも変えない理由がありません。
また、数年前に変えた人も小売り事業への新規参入企業やプランが増加しているので、
再度見直しすることをおススメします。
最安の契約先をプランニングしてくれるサイトのリンクを貼っておきますので、
一度見積もりしてみては?
電気については、一点だけ補足ですが、
マンションで電力一括受電サービスを導入されている場合は、
個人で変更はできません。
また10年~15年の契約縛りがある会社が一般的で
解約にも高額な違約金が発生しますので、
契約満期まではそのまま継続が望ましいと思います。
支出の最適化③ 保険の最適化
最も金額が大きいラスボス「保険」です。
民間企業が提供している生命保険、医療保険、火災保険などなど様々な保険がありますが、
全て一度見直しすることが良いと思います。
特に一番大きいのが生命保険です。
以前、500万円の積立型終身保険と
65歳まで1000万円のドル建て積立型定期保険に加入していて、
私一人で3万円超の生命保険料を支払っていました。
しかし、様々なお金の本やYouTubeで勉強して得た結論は
「保険は保険、積立は積立、一挙両得で最大の利益が得られる商品は存在しない」ということです。
500万円の終身保険は、
満期時に返ってくる金銭を差し引いて
500万円の生命保険として考えると、
ネット生命保険の方が断然安価です。
しかも満期時に返ってくる金銭は何十年もの間、
何の利息も付かずに眠っていたことになることに気付きました。
またドル建てについても、47歳の時点で黒字に転じて、
そこから先はどんどん利息が増加する保険でしたが、
保険の中では高利回りの商品でしたが、
年3%の複利で運用した方がはるかにプラスになります。
さらにドル建ての場合は為替リスクもありますしね。
ということで掛け捨て定期保険に変更することで
生命保険だけで月2.5万円、年間30万円の削減となりました。
数年間生命保険を見直しされていない方は、
是非一度見直しましょう。
保険やその他総合的なお金の相談が無料出来るサイトのリンクを貼っておきますので、
保険の見直しに役立ててください。
まとめ
今回は、私が行ってきた支出の最適化の中で特に金額の大きい3つをご紹介しました。
削減額は下記のとおりです。
携帯利用料:年間10万円(本人分と子供のキッズケータイ込み)
光熱費 :年間 2万円
保険料 :年間30万円(生命保険のみ)
合計 :年間42万円
この3項目のみでサービスや保障を変えずに
年間40万円以上の削減となりました。
そしてこの40万円を非課税となる
積立NISAを活用し投資信託で年4%で運用すると・・・
10年後には元本400万円に約100万円の利息が付くことになります。
保険の積立型とは比べ物にならない利息が付くことになります。
こんな感じでこれまで当然に支払っていた支出を最適化し、
削減したお金を投資信託で運用して資産を増やしていっています。
引き続き、多くの支出を最適化し、
収入窓口を増加させ、
1円でも多くのお金を投資信託や株で運用し
FIREを目指して資産を膨らましていきたいと思います。
皆さんも現状を再認識し、
対価を落とさずに削減できる支出がないか確認して
支出の最適化から始めてみてはいかがでしょうか。
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